健康のために乳酸菌サプリを始めてみたいと思っているけれど、乳酸菌と調べると「ステマ」としか思えないサイトがわんさか出てきてウンザリ、胡散臭くて買う気が失せる。そんな方も多いでしょう。
そこで当記事では乳酸菌サプリのデメリットを正直に、真摯にお伝えしたいと思います。
「サプリは全般信用できない」
「乳酸菌サプリにだって悪いところはあるはず」
そう考えているすべての皆さんへ向け、ここでは乳酸菌サプリのデメリットをご紹介いたします。
サプリを始めるかどうかの判断基準としてお役立ていただければ幸いです。
ステマ&嘘一切なし!乳酸菌サプリのデメリット
乳酸菌サプリの「定期購入」には注意が必要です。何故なら継続回数の縛りが設けられていることがあるからですね。乳酸菌サプリの販売サイトを見ると必ず、
「定期購入コースに入会すると初回1袋が980円! その後も10%OFFの価格で……」
などと書いてありますが、その宣伝文句の下に小さく「定期購入コースは3回以上の継続がお約束となります」などと記載されているわけです。
つまり定期購入コースは、1個当たりの値段は安くなるものの、数ヵ月継続しなければならず、結果的に単品購入よりも出費が大きくなるということです。
3ヵ月以上の継続が条件となっていた場合、当然3ヵ月未満で解約することはできません。
さらに、悪質な会社になると、定期購入コースに継続回数の縛りがあることを明記していなかったり、購入画面で定期購入コースしか選択できないようにしていたりするので、注意が必要です。
残念なことに、乳酸菌の健康維持成分としての注目度が高いことを利用して、このようなあくどい商売を行う会社は多く存在するのです。
その会社、そのサプリメントを信用できるかどうか見極める必要があり、そこに手間や時間がかかることも乳酸菌サプリのデメリットといえるかもしれません。
市販のヨーグルトや乳酸菌飲料を飲む場合にはこのような悩みは発生しませんからね。
薬のような効果はない
便通の改善や、風邪への対処として乳酸菌サプリを飲もうと考えている方も多いかもしれませんが、乳酸菌サプリはあくまで健康食品であり、薬ではないことを忘れてはいけません。
早い話が、お通じを良くしたり風邪を治したりしたいのなら、医者へ行って薬をもらい、それを飲んだほうが100%効果的だということです。
乳酸菌サプリは薬のような効果を発揮しません。したがって、病状への対処としてこのサプリメントを飲むことは、はっきり言ってお金の無駄です。
乳酸菌サプリはあくまで健康な状態を維持するものであり、一度極度に不健康な状態になったものを改善するものではないとお考えください。
デメリットというか、そもそもサプリは薬じゃないという話なのですが、用途によっては「お金の無駄」にしかならないこともあると覚えておきましょう。
完全無添加は無理
乳酸菌サプリに限った話ではないのですが、サプリメントにおいて、完全無添加はほとんど無理な話です。
飲みやすいように小さく固形状にしたものを(形状)維持するにはどうしても凝固剤が必要ですし、2つ以上の成分を混ぜ合わせるのには乳化剤が必要です。
乳酸菌サプリにも、ショ糖脂肪酸エステルやステアリン酸カルシウムなどが使用されたものが複数存在します。
ただし、日本で使用を許可されている添加物は、いずれも安全性の高いものです。ネットで調べると添加物の危険性をことさらに謳った記事が多数ヒットしますが、鵜呑みにしないほうがよいでしょう。
たとえばショ糖脂肪酸エステルは、JECFA(FAO/WHO合同食品添加物専門家会議)にも認められた安全な添加物ですが、妊婦が摂ると胎児に染色体異常が起こるなどのデマがネット上に出回っています。発信源は添加物を過剰に危険視するサイト(個人ブログ等)でしょうね。
まあそれはさておき、添加物のことも含め、以上が乳酸菌サプリのデメリットです。ぜひ覚えておいてくださいね。